読売新聞の町田市長選特集の囲み記事「市政の課題」が連載されています。
昨15日(土)は、「ごみ処理 曲がり角」という見出しでした。
記事の中身は清掃工場の建て替え、資源回収等ですが、とくに、遅れている
プラスチックごみの中間処理施設の改修の必要性が指摘されています。
プラスチックごみの分別、中間処理施設については、8年半ほど前に大きな
問題になりましたが、今回の計画では、この5年間をかけて審議会をはじめ
市民が参加する形で議論を深めてきた結果、市内3か所に分散して設置
することでそれぞれの地元の方々の大方の理解を得て進められています。
ただ、この日の記事で気になったのは、バイオガス化施設です。記事では
あたかも、市民合意がとれていないような書きぶりですが、施設については
全く危険性がないことは地元の住民説明会でも、市議会でも説明し、了解も
得られています。にもかかわらず、記事では、批判意見だけを取り上げてい
ることです。
昨年、12月の町田市議会定例会では、バイオガス化施設を含む清掃工場
全体の計画内容について了解が得られ、建設の前提となる環境アセスメント
調査についても、その費用1億5千万円の予算議案について、市議会議員全員、
ということは共産党議員も、民主党議員含め、全会一致で賛成、可決成立して
います。
このことについては、去る12日(水)の夜に開催され、新聞各紙も取材をされた
町田青年会議所の立候補予定者討論会でも、私から「市議会だより」での
議決状況を示して、指摘をしたところです。
「ごみ処理 曲がり角」の記事。できれば、以上のような事実をふまえた記事
であって欲しかったと思います。
2014年02月16日